都内で子供を育てること、田舎暮らしで子供を育てること
  都内で子供を育てる場合に考えられるメリットは、医療機関の充実、教育機関の充実、周りの友人の数の充実等、 様々です。田舎で子供を育てる場合に考えられるメリットは、大自然の中でのびのびと教育することができる、年配の人々と 子供たちが接することができる等、双方良い点があります。
結局、どちらの方が優れているというのはそれぞれの家族の価値観で決まることかも しれないね。
  そうですね。都会暮らしでしっかりと整備された環境で教育をするのか、それとも田舎暮らしでのびのびと 子供を教育するのか、それぞれの価値観に左右されますので、このサイトでは触れません。参考サイトのみ以下ご紹介 します。
All about 〜子供の教育を考える 田舎暮らし/その決断10
ほぼステマブログ 現役阪大生が肌で感じた 田舎育ちでもハンデなく学力を伸ばす育て方。
  このサイトでは、これまで費用についてまとめてきていますので、都会暮らしでかかる養育費と、田舎暮らしでかかる 養育費について比較してみたいと思います。
都会暮らしでかかる養育費、田舎暮らしでかかる養育費
  調査の結果がとても複雑になってしまうので、以下の通りざっくりとまとめました。
都会暮らしで塾に行き、幼稚園から大学まで全て私立(文系)の場合
私立幼稚園(3年間):150万円(内塾代36万円)
私立小学校(6年間):850万円(内塾代340万円)
私立中学校(3年間):390万円(内塾代88万円)
私立高校(3年間):290万円(内塾代73万円)
私立大学(4年間):690万円
(参照)日本政策金融公庫:教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)
  合計で見ると2,380万円の費用が掛かることになります。このほかにも、受験費用が掛かりますが、ここ では複雑になってしまうため、その金額は省いています。
物凄い金額だね。私の収入ではとてもじゃないけど、都内で私立に通わせることはできない な。
田舎暮らしで塾に行かず、幼稚園から大学まで全て国公立(医学部以外)の場合
公立幼稚園(3年間):45万円
公立小学校(6年間):58万円
公立中学校(3年間):50万円
公立高校(3年間):69万円
国公立大学(4年間):520万円
(参照)日本政策金融公庫:教育費負担の実態調査結果(国の教育ローン利用勤務者世帯)
  合計で見ると742万円の費用が掛かることになります。都会暮らしで私立に通わせるケースと比較して、大分変わって きますね。管理人の個人的な意見としては、小さい頃から塾に行って無理やり学力を上げて、いい大学、いい企業に就職したとして も、余り良いことはないのかなと思っています。田舎暮らしをしてすべて公立で塾にも行かず、学校の授業だけで学力を伸ばせる人 がエリートになっていくケースが望ましいではないかと、この年になって実感しています。
教育に関して、田舎暮らしをするか、都会暮らしをするかについては夫々の価値観・を踏まえ て色々と決断していく必要があるね。
まとめ(金額については飽くまでも想定金額)
都会暮らしで幼稚園から大学まで全て私立で、幼・小・中・高と塾に行かせる ケースでかかる費用は2,380万円(大学は私立文系。理系の場合は200万円追加でかかる。)。
田舎暮らしで幼稚園から大学まで全て公立で、幼・小・中・高と塾に行かせない ケースでかかる費用は742万円。
都会でお金をかけて教育するか、田舎でお金をかけずに教育するかは各家庭の 価値観によるので、どちらが正しいとは言えない。